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思うこと(2) [雑記]

もう少し続けます。
単一民族(厳密にはマイノリティとなる複数の民族も存在します)で構成されている
国である日本の長所でもあり短所でもある点。
長所と捉えるのであれば『規律制』、短所で捉えるのであれば『排他的』。
教育の考え方にもその傾向が見られると思っています。

2+2=□
□+□=4
よく見るのは上の問題です。下の様式の問題はあまり見ませんね。
答えは一つであるべき思考と、答えは一つでなくそれを許す考え方。大きな違いです。
上手く表現出来ませんが、
唯一のモノを正しいとしてそれ以外はダメとしてしまう。
大枠はのルールはあるが、その中であれば色んな考え方があって良い。
これを教育に当てはめると、個人の多様性を認める教育か否か。みたいな感覚です。

言うまでも無く日本の教育は、一つの答えを求める考え方だと思います。
勿論個々で見るとそうでない教育をされている現場もあるかもしれません。

自分なりのルールで4が導きだせてもそれは2+2ではなく1+3だったから2+2では
解らない子。そんな子もいるのです。日本社会では概ねこんなタイプは少数派ですから、
排他的な環境では本筋から外される対象になります。
結果として不良だの落ちこぼれだののレッテルを貼られる場合もあれば、昨今問題に
なっているいじめの対象になったりする事もあるでしょう。

こんな事書いていますが、これはあくまでも私の主観です。
何でこんな風に感じるかと言うと、少しだけ海外で生活していたからだと思います。
歴史を辿れば移民の国家。肌の色、宗教、習慣それらが違って当たり前。それらが
混在して成り立っている国で生活して、日本を思ったときに何となく感じた事がベース
です。

いきなりですが、私は自閉症関係者でよく使われる『療育』『プログラム』とか言う
単語があまり好きではありません。『教育』『勉強』せめて『訓練』でええやん!
こんな特別なものを意識させてしまう単語が使われるのも、今回書いたような
無意識の意識が働いているような感じを受けてしまいます。

さて、我が家の息子は、既に1+3側に居ます。まだ“4”を導き出せない部分も多々
あります。まぁ不良と呼ばれる事はないでしょうが、それなりの肩書きは既に
背負っています。
今のところ1+3でも4だったら良いよ(無理に2+2にしない)、でも1+2で"3"
は違うから何とかしようね。というのが我が家の基本方針ですが、年齢が大きく
なってくると問題も難しく種類も増えてきて、今後家庭ではどうしていこうか少々
悩める昨今なのです。
あっ、私も自他共に認める1+3側の人間です。


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